ガリガリに痩せていた白い仔猫がめぐりめぐって我が家にやって来ました。フロル(ラテン語で花の意味)と命名され、相棒アメショーのひじきも加わり、くりりん家での生活が始まりました。
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私の猫歴
2006年03月01日 (水) | 編集 |
 小学校低学年の頃、飼っていた紀州犬の「ゆき」が病死して以来、「もう生き物はいや」と母が宣言したので長いペット無しの生活がその後続いた。
 しかしそんな我が家も猫を飼っていた時期がある。私が物心付く前だから、○ン十年前ということになりますが・・・。

 その猫はシャムの♂で、名前をSON(息子)といい、アメリカの駐在兵が飼ってそう呼んでいたものを帰国する際に手放し、なにかのつてあって我が家にやって来た猫である。
 それはきれいで見事なシャム猫だったそうだが、当時母も忙しくSONは日中は犬のようにひもでつながれていた。そんなだからそのひもが解かれると、家中を大暴れしまくったという。
 加えてまだ2~3歳の私が、SONの猫めしを一緒になって食べていたので「これはちょっと衛生上よろしくないだろう」と問題になった。
 そんな折り、あまりにも見事なシャムだったため(ホントか?)種猫にもらい受けたいという話が舞い込み、SONを正直もてあましていた両親は「仔猫が生まれたら一匹引き取る」ことを条件に彼をお婿に出した。
 しかし、気性の荒かったSONはもらわれていた家の人にかみまくり、お嫁さんとも気が合わずその結婚は失敗に終わったので、その後我が家に仔猫が来ることはなかったという。

 ・・以上が親から聞いていた話。同じ釜の飯を食い合う私とSONの写真が一枚残っているだけで、私の実感できる記憶の中にSONはいない。それなのに彼は我が家のペットとして私の中に君臨している。もう一度シャムを飼いたい・・・。いや私が飼いたいのはきっとSONなのだ。SONに会いたい。
 シャムを飼いたいが、でもSONでなければダメな気がする。

    *******************

 その後一回友人の家に泊まったとき、その家の猫が布団の中に入ってきて驚き感激したのが中学卒業の頃。

 もう少し育って大学生の頃、私はひょんなことである有名な絵本作家と知り合いになった。そしてその絵本作家に版画を刷りあげるという仕事の手伝いを頼まれ、泊まりがけで都内の印刷所に行った。
 印刷所といっても、しょぼい風変わりなおじさんが細々とやっているような所で、その絵本作家と知り合いのおじさんもやはり浮世離れした変人。
 小さな仕事場でご飯を食べていると、やおらしゃれこうべを取り出し、「これは最近近所の河原で拾ったのだが、人間のしゃれこうべに違いない」と言い自慢げにそれを見せる。私はおののき、本物なら警察に届けた方が良いだろうと思ったが、半信半疑だったので何も言えなかった。そのおじさんは宝物のようにそれを棚に置いたっけ。今思い出しても悪趣味なおやじだ。

 さて、そこにはキジトラのそれはそれは美人猫がいて(まだ仔猫)、その子が異常に人懐っこく私の足に体を何度も何度もすり寄せてくる。絶世の美人猫とはこの猫を言うんじゃないかと思ったぐらいの美猫。今だ彼女を越える猫にはお目にかかっていない。(と豪語するほど猫を知りませんが・・)
 美猫に懐かれて私も悪い気はしない。
 お手伝いが終わって狭い部屋で雑魚寝をしていると、夜中に私は息苦しさを覚えて目を覚ました。重い・・・くるしい・・・。
 もともと恐がりなので、あのしゃれこうべが気にかかっていたのかもしれない。もしや金縛り・・・・もしや霊が私の上に・・・・とおそるおそる目を開けると、なんとその美猫が私の首にのっかって寝ているではないですか。
 そのあまりにも大胆な甘えた寝方に絶句し猫を首の上から降ろしたものの、その美猫ちゃんは私から離れようとはせず、結局しゃれこうべと猫に見守られ、もんもんとした一夜を過ごすはめになった。

 あの猫は猫であって猫ではなかった・・ような気がしてならない。

以後、しばらく私の人生に猫が拘わってくることはない。
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コメント
この記事へのコメント
昔を思い出しました
実家では、拾い物・もらい物ばかりですが何種類かペットを飼い、庭の闖入者を可愛がっていました。
その中にはもちろん野良猫もいっぱいいまして、庭と部屋と何処かを行ったり来たりの半野良状態にしていましたね(笑)
無責任な“都合の良い”飼い方ですよね(^^ゞ
餌をあげて一緒に遊んで、トイレは何処か知らない場所で・・・

>同じ釜の飯を食い合う私とSON
庭に続く部屋のちゃぶ台に自分たち食事の用意をし、わざと隙を見せて猫が入り込むのを待ち、つまみ食いする様子を見るのが子供の頃の秘かな楽しみでした(笑)
猫好きの親も、さすがに人間の食事をちゃぶ台に上って食べていれば怒りますからね。 あくまでもコッソリ!

今は何も飼っていませんが、家の周りに野良猫が多いので、撫でたり餌をあげたりはしませんが、眺めて楽しんでいます!!
つらつら書いてしまいましたが、自分で飼えない分、くりりんさんのBlogを読んで楽しみたいと思います♪
2006/05/12(Fri) 06:41 | URL  | B #xJKtObi6[ 編集]
>Bさん
 映画感想の方がすっかり滞ってしまって、もはや何を見たんだっけ?な状態のくせに、新しいこと初めてしまった私はやはり飽きっぽい奴なのかもしれません。(T_T)
 でもBさんも猫がお好きでうれしい♪とりとめないブログになりそうな予感がしますが、こんなところで良かったら気ままに立ち寄り覗いてください。それでもって、我が家の猫が少しでもBさんの心に留まることがあったら、うれしいなあ。

 思えば犬はもちろんのこと、最近は野良猫もあまり 見かけなくなりました。それでもいるところにはいるのでしょうが、沢山の猫や犬たちが処分されている現実は恐ろしいばかりです。
  私がフロルを引き取ったのはボランティア精神からではありませんが、こんなにも生活に喜びと潤いを与えてくれた猫に感謝し、多くの猫ちゃんが引き取られていくことを願うようになりました。

 でも本音を言えば、わざわざ室内飼いにしなくても、どこかの国の町のように、人間と猫が共存しあえる状態がベストだと思ってます。正論でいえば「無責任な接し方」と言われてしまうかもな Bさんの実家での猫との関係も、私は微笑ましいです。確かに交通事故、虐待、飢え、猫年のケンカによる病気や多産・・・ノラの現状は厳しくほっておけないものではありますが、町に猫たちが住んでいるっていいなあと思ってしまいます。

 なるべくかんばってリアルタイムに追いつくつもりですので、これからもたまにでいいから覗いてね。
2006/05/12(Fri) 15:40 | URL  | くりりん #8L.4IWY6[ 編集]
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